不動産用語集(設備・構造編) | 江戸川区不動産査定 | 不動産の大福

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分譲タイプ
もともと分譲用に建てられたマンションの一部を賃貸用として入居募集する場合や、分譲マンションを購入した人が賃貸用として人に貸す場合、その物件を「分譲タイプ」と呼ぶことがある。購入を目的とした人を対象としているため、設備が充実していることが多い。

 
納戸
納戸とは、衣類や家具・調度品などを収納するための部屋のことで、サービスルーム(間取り図の略語は“S”)と呼ばれることもある。広さは一般に3帖程度のことが多く、居室とは区別される。最近は、もっと広い納戸もあるが、これは、窓の大きさや天井の高さなどが建築基準法の居室の規定に満たないためだが、居室と同様に使えるケースもある。

 

ウォークインクロゼット
クロゼットは衣類を収納する家具に近いものだが、ウォークインクロゼットは名前のように、中に入れるクロゼット、つまり衣裳部屋のことで、もともとは寝室に続いて設けられ、着替えもできるものを呼んだ。広さは、2~3帖ほどのものが多く、ハンガーパイプのほか、収納棚が設置されているケースもある。


 
振り分け
2つ以上の居室があるときに用いられる言葉で、玄関からほかの部屋を通過することなく直接各部屋に行くことができる間取りのタイプのこと。家族全員がくつろぐためのダイニングキッチンやリビングに対して、プライベート性の高い空間を確保したい場合、振り分けが好まれる。

 
タウンハウス、テラスハウス
いずれも、1階・2階を通じて一戸構えになっている住宅が、お隣と壁で隔てられた状態で並んでいる「連棟式住宅」のこと。建物の外観は、一見2階建てアパートのようだが、上や下の階に気兼ねする必要がなく、一戸建ての気分が味わえる。タウンハウスとテラスハウスは、敷地が共有か専用かで区別される。このため、テラスハウスでは各戸に専用の庭やテラスを設けているところもある。

 
メゾネット
マンションの上階・下階を専用の内階段でつなぎ、2フロアを1世帯とするスタイルの住まい。立体的な居住空間を持ったマンションといえる。

 
間取り図にあるPS/MBとは
PSはパイプスペース、MBはメーターボックスの略称。間取り図上では、配管のスペースや電気・ガス・水道などのメーター類を設置するスペースを意味している。玄関わきの共用廊下に面した場所に設けられていることが多い。

 
浴室乾燥機
バスルームの湿気を取り除き、バスルームに干した洗濯物を乾かす機能を備えている。中には、換気・乾燥に加えて、暖房機能などを持つタイプもある。浴室の換気扇をレベルアップさせたものと考えるとわかりやすい。

 
床下収納
キッチンなどの床下に設けられた収納スペース。缶詰やビン類の保管場所として利用できる。住空間を圧迫せずに収納スペースを確保できるのがいいところだ。

 
アルコーブ
くぼんだ空間のこと。たとえば「玄関アルコーブ」といえば、共用廊下から一歩奥まった所に玄関ドアがある。プライバシーを守るとともに、ドアがゆがんで開かなくなることを防ぐ地震対策の意味もある。

 
オートロックシステム
セキュリティーを高めるために、エントランスのドアに付けられた電気錠を施錠・開錠するシステム。来訪者は、インターホンによって居住者に訪問を知らせ、居住者はリモートコントロールでドアの錠を解く仕組みだ。居住者自身は、カギや暗証番号などを使ってドアを開ける。最近では、来訪者を声だけでなく目で確認できるTVモニター付きインターホンが設置された物件も珍しくない。

 
洗髪洗面化粧台(シャンプードレッサー)
ハンドシャワーが付いた洗面化粧台。清潔志向の高まりに応えて、バスルームを使わなくても手軽にシャンプーができるよう工夫されたもの。通常の洗面台より一回り大きな洗面ボウルを用いるケースもある。
 
温水清浄便座
用を足した後、温水でおしりを洗う機能が付いた洋式便座のこと。ビデ機能、暖房機能、脱臭機能、乾燥機能などが付いた製品もある。商品名は「ウォシュレット」や「シャワートイレ」など。

 
バリアフリー
生活環境から障壁(バリア)となるものを取り除くこと。お年寄りや障害者の方を含め、誰もが快適で安全に生活できるように配慮して設計・建築された住まいが、バリアフリー住宅だ。具体例としては、足元の段差をなくす、トイレや浴室に手すりを付ける、廊下や階段、エレベーターなどの幅を広げる、段差のあるところにはスロープを付けるなどの工夫が挙げられる。

 
ホームオートメーション
電話1本で外出先からお風呂の給湯やエアコンのスイッチをオンオフする…エレクトロニクス技術を導入し、住まいを集中管理するシステムがホームオートメーションだ。ガス漏れの確認や風呂の給湯、電気器具のスイッチ制御などを電話回線を通じて行うシステムを「テレコントロールシステム」、火災やガス漏れ、不審者の侵入を警報する防災・防犯システムを「ホームセキュリティー」と、分けて呼ぶこともある。

 
トランクルーム
本来トランクルームとは、専門業者が提供する家財の保管サービスのことだが、マンションなどの設備としてのトランクルームは、共用廊下やエントランスに設置された、幅50cm・高さ2m程度のロッカーのような収納を指す。カギが掛かるようになっており、ゴルフパックやスキー板など、背の高いものや日常的に使わないものを収納するのに便利だ。

 
ユニットバス(UB)
浴槽と床・壁・天井が一体化(ユニット)されているのがユニットバスだ。浴室のみ、浴室+トイレ(または洗面台)、浴室+トイレ+洗面台(3点式)の3タイプがある。

 
ロフト・グルニエ
「ロフト」は、もともと倉庫や納屋の2階を意味する英語。それが転じて、天井の高い部屋の一部に作られた、収納やベッドルームとして活用できるスペースをロフトと呼ぶようになった。はしごを使って上がり降りする。おしゃれな感覚があるし、天井が高いので、空間が広く感じられるメリットもある。一方「グルニエ」はフランス語で、屋根裏部屋のこと。こちらも収納用途がメインだ。

 
ルーフバルコニー
階下の屋根を利用して作られたバルコニーのこと。通常のバルコニーよりもかなり広いことが多く、ガーデニングを楽しんだり、いすやテーブルをセットしてパーティーを開けるほど広い場合もある。ただし、階下にとっては天井にあたるため、音が響かないよう配慮をお忘れなく。

 
洗濯機パン
床の上に置かれた、洗濯機を置くための皿状の台のこと。排水口が付いており、もし排水口から水があふれた時も、プラスチック製の皿がキャッチするので、水漏れ防止に効果的だ。防水パンと呼ぶこともある。

 
宅配ボックス
受取人の留守中に届いた宅配便の荷物を保管しておくロッカーで、エントランス部分などに設置されている。施錠には暗証番号やカード、ダイヤル錠などが使われ、安全にも配慮されている。

 
クッションフロア(CF)
弾力性のある床材の表面にビニール素材を張ったシート、またはそのシートが張られた床のこと。水がしみこまない性質があるので、キッチンや洗面室などに用いられることが多い。それだけではなく、傷が付きにくい、汚れを落としやすい、防音性が高い、比較的安価で張り替えもラクと利点が多いため、洋室やリビングの床材として木目調などのデザインに工夫したクッションフロアを採用するケースも増えている。

 
追い焚き
蛇口をひねればお湯が出る給湯式のお風呂は便利だが、冷めるつどお湯を足すのはムダが多い。そこで登場したのが、お風呂のお湯を沸かし直せる追い焚き機能。家族が多く入浴時間がまちまちな世帯や、一人暮らしで入浴のたびにお湯を捨てるのは不経済だと感じている人に人気だ。

 
システムキッチン
シンク・コンロ・調理台・レンジフード・収納棚などを組み合わせ、一体成型した台所。食器洗い機やオープンを組み込んだ豪華なシステムもある。

 
 
 
 

鉄筋コンクリート(RC)造
鉄筋で柱やハリといった骨格を作り、まわりをコンクリートで固めたもの。鉄筋は引っ張る力に強く、コンクリートは圧縮される力に強いという特性を組み合わせることで強度を高めた。中高層マンションに用いられることが多い。英語で鉄筋コンクリート造をリインフォースト・コンクリート(Reinforced Concrete)とよぶことから、RCとも表記される。

 
プレキャストコンクリート(PC)造
あらかじめ工場で製造された鉄筋コンクリートの部材。プレキャストコンクリート(Precast Concrete)の略で、PCともいう。

 
鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造
建物の骨組みとなる柱やハリを鉄骨で組み、さらに鉄筋で補強しコンクリートで固めたもの。強度があり、高層マンションや超高層ビルに用いられる工法。耐火・耐震性が高く、防音にも優れている。SRC(Steel Reinforced concrete)とも表記される。

 
軽量鉄骨造
柱やハリなどの骨組みに厚さ6mm以下の鉄骨を使った工法。外壁や内壁には、強化プラスチックやセラミック、軽量コンクリートなどが張られる。木造に比べて耐火・耐震性が高く、新築のアパートに多く用いられる。

 
鉄骨造
柱やハリに重量鉄骨を用い、外壁に厚みのあるコンクリート型のパネルやボード状のものを取り付けた撞物のこと。強度に優れる。軽量鉄骨造と区別するため、重量鉄骨造とよばれることもある。

 
気泡コンクリート(ALC)造
内部に気泡を入れて固めたコンクリート板のことで、ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)ともいう。軽量で断熱性・耐火性に優れる。鉄骨造のアパートなど、低層の建物の構造体に使用される。

 
鉄骨プレ造
鉄骨プレキャストコンクリート造の略。柱やハリを重量鉄骨で組み、プレキャストコンクリート・パネルを接合して建物を建築する工法。

 
ラーメン構造・壁式構造
柱やハリで建物を支える構造を「ラーメン構造」、柱やハリを用いず壁や天井、床によって建物を支える構造を「壁式構造」という。壁式構造は、柱やハリの出っ張りが室内にない分、デッドスペースが生じにくいのがメリット。

 
2×4工法
「ツーバイフォー」とよむ。北米で普及した木造住宅の工法で、2インチ×4インチの角材を枠組みに用いることから、こう呼ばれる。居住空間を広く取れる壁式構造のメリットに加えて、気密性・断熱性も優れている。

 
スラブ
鉄筋コンクリート造のマンションなどで、下階住戸と上階住戸の間に挟まれた面構造のこと。厚さがあるほど防音性能が向上する。床スラブともよばれる。